『教育音楽』編集部が全国の先生方を対象に実施したアンケート「卒業式にて演奏予定の楽曲について」(実施期間:2024年10月19日~11月18日)の結果を公開! 「卒業生合唱編」小学校のベスト5を選曲理由とともに紹介します。
『教育音楽』編集部
5位 変わらないもの(山崎朋子作詞・作曲)
[選曲理由]次の世代に引き継ぐメッセージがよい/前奏がグッとくる。日々を振り返り感謝の気持ちを持ってほしい/子どもたちに大切にしてほしいものが伝わる楽曲であり、難易度の割に聴き映えする/子どもたちの思い出の曲
4位 絆(山崎朋子作詞・作曲)
[選曲理由]子どもたちの心に響く歌詞で歌いやすい/卒業式の雰囲気にふさわしい/支えられていることに改めて気付き、感謝の気持ちを持っていてほしいという願いを込めて/6年生の学年目標が「絆」で、歌詞に共感できる
3位 最後のチャイム(山本惠三子作詞/若松 歓作曲)
[選曲理由]子どもたちにとって憧れの曲/アルトにも主旋律が多い/チャイムの音から学校をイメージできる/担任の先生方が時間を大切にした学年経営をしていたので、時間の区切りとなるチャイムという言葉が子どもの感覚とつなげやすい
3位 いのちの歌(Miyabi作詞/村松崇継作曲)
[選曲理由]授業で扱った際、卒業式で歌いたいという子どもが多かった/感動的/感謝や命の大切さを歌っている、歌詞の重さ/参列する保護者向けに/修学旅行の平和集会や学習発表会で歌ったので、練習時間が短縮できる
2位 次の空へ(弓削田健介作詞・作曲)
[選曲理由]メロディーがすてき/曲調が子どもたちや若い先生方に人気/小学校を卒業し、中学校へ向かって羽ばたくイメージ/子どもたちの自立を感じられる曲/歌詞が未来を感じさせるすてきな曲。今年の卒業生の雰囲気に合っている
1位 旅立ちの日に(小嶋 登作詞/坂本浩美作曲/松井孝夫編曲)
[選曲理由]学校の伝統/6年生の定番の曲として低学年の頃から憧れている曲/児童にとっても親しみやすく歌いやすいだけでなく、時数が少ない音楽の授業の中でも仕上がる難易度。伴奏も児童が取り組みやすい/ピアノ伴奏の美しい旋律とクライマックスに向かう気持ちの高まりが歌う側にも聴く側にも心地よい
『教育音楽 冬号 2025.01』「特集Ⅱ 最高の卒業合唱を響かせたい!」より